親友、高知にやってきた!

ウィズレーガーデンの研修で同期だった親友のGuy Jones が奥さんを連れて高知にやってきてくれました。わーい。

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年越しを親戚のいるニュージーランドで過ごし、その帰り道に北海道でスキーして高知にやってきました。うらやましい。

2泊3日と短い間でしたが、ウィズレーでお互いに切磋琢磨し語り合った日々を思い出しながら、今回もいろいろなことを語り合うことができました。双方の夫婦がウィズレーにいたときからの知り合いなので、いろいろな話が弾みました。

彼はウィズレーでの研修が終わってからすぐに独立してガーデンデザインと施工の仕事を始めました。彼の仕事は彼のホームページ (Emotive Landscapes) で知ることができます。写真もきれいで、博学ですね。

お互いのやりたいこと、やるべきこと、目指すもの。それぞれに共通項があって、励みになりました。

またいつか、今度はイギリスで会おうねと言って別れました。

近い将来、彼と仕事できる日がくると信じています。

2012年、ありがとう。その3

個人のお庭のプランニング、施工もさせていただきました。

その一例がO様のお庭。新築のお宅で、建築の引き渡し直前にお話をいただきました。外構工事(フェンス、ブロック塀、駐車場など)は建築業者さんの方で施工されておりました。

お庭は自分たちで作っていきたいというご要望をいただき、とくにご主人は家庭菜園をやりたいとのことでした。

そこで、将来的な植栽のイメージとプランを提案させていただきました。そして、必要最低限の外構工事(レンガ施工、レイズドベッド設置など)と客土による土壌改良、基本的な植栽を行いました。砂利を敷き詰めるなどの作業は施主様がお時間を見つけて進めていくとのことでした。このような半DIY型のスタイルは今後増えるかもしれません。

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とくに大苗での植栽のご希望がなかったので、比較的小さめの苗木を植栽し、今後数年でその環境に適応して見合った形になるようにしています。大きな苗木を植えるよりかは、この方法の方が生長の度合いを実感しやすいですし、費用的にも抑えられます。

家庭菜園については、腰の負担を考えて、木製のレイズドベッドを制作しました。地上から25センチほど高くするだけですが、これだけでぐっと作業性が良くなります。また、レイズドベッド分の土壌はすべて客土になるため、良質な土で栽培ができます。排水も良くなりますね。

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ほかにもお庭のお手入れ、カンランやフウランの植え替え作業のお手伝いをさせていただいたり、盆栽棚を設置させていただくなど2012年は多様な仕事をさせていただきました。

皆様ありがとうございました!

そして2013年もよろしくお願いいたします。

2012年、ありがとう。その2

2012年を振り返っておりますが、その2のトピックは11月に開催されたフラワーウィークというイベントのお話を。
このイベントは高知駅南側の土佐てらすで行われたものです。
高知市葛島の花屋さん「花工房 四季」のフラワーデザイナー、安岡眞子さんが総合プロデューサーを務められました。
安岡さんからお声かけいただいて、私は屋外に小さなデモガーデンを3つデザイン・制作させていただきました。
関連して外回りその他の部分も担当させていただきました。

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3つのデモガーデンに共通していたのは、廃材をオブジェとして使用することでした。この発想の根元には「異なる視点の探求」というような主題があったと思います。「廃材」ではなく純粋な「物」として置き換えて捉え、さらにそのユニークな形状や質感、性質を利用してみよう、という思惑が根底にありました。視点を変えれば新しいことが生まれるのではないか、固定された観念を壊せるのではないかという発想です。
廃材はそのままだと廃棄物のイメージが強すぎるので、廃材を組み合わせてオブジェを製作しました。
実際に植物と廃材オブジェを組み合わせてみると、廃材に新たな価値が出てきました。また、植物の個性が一段と強まったと思います。
実際のガーデンではなかなかデザインすることの無いような組み合わせですが、このような新鮮で思い切った発想はこれからの活動において大切にしていきたいです。
製作にあたり、Mさん、Oくん、Hくんが快く仕事を引き受けてすばらしい作業をしていただきました。ありがとうございました。
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期間中の週末4日間でハイドロカルチャーを使った観葉植物の寄せ植え園芸教室も開催しました。
高知県産の炭を使った「ネオコール」というハイドロカルチャー向け用土を使用しました。このネオコールは県内の東洋電化工業さんが製造しています。
園芸教室の客足は、宣伝不足もあってまずまずでした。それでも何度も参加してくださるお客様もいらっしゃって、ありがとうございました。やはり、宣伝は重要ですね。
園芸教室のサポートをしてくださったSさんとそのお姉さんに感謝です。