Horti-planner に在籍するガーデナー/プランナーの紹介
山田哲也 Tetsuya YAMADA(ガーデナー・Horti-planner 代表)
1984年 神奈川県生まれ、山間にて育ち、幼少のころよりさまざまな植物や生き物に興味をもつ。
2000年 神奈川県立中央農業高校の園芸科学科に入学、草花、観葉植物、洋ラン、野菜、果樹といった園芸植物全般について学び、園芸技術の礎を修得。
2002年 筑波大学生物資源学類に入学。農業とその多面的な側面を学ぶ。また、大学に隣接する国立科学博物館筑波実験植物園にて、実験と栽培のアシスタントとして仕事を始める。多様な植物に触れる機会になったと同時に、遺伝資源や保全、植物園の役割などを学び考えるきっかけとなった。
2004年 大学を休学し、英語を修得するため渡英。語学を学ぶかたわら、週1〜2日、ボランティアとしてホスピス(St. Peter’s Hospice, Bristol, UK)の庭で仕事をする。ホスピスにおける庭の役割に感銘を受ける。このボランティアを通じて、庭の意味と可能性に興味を持つようになり、また生きることの中で一体何が「幸せ」となるのか、大きな課題に気づく。この経験から、人と庭と植物の関わりや園芸福祉という分野に興味を持つ。
2005年 大学に復学し、果樹園芸学を専攻。果樹の繁殖生理について研究すると同時に果樹を使った庭作りにも取り組み、園芸福祉を含めた様々な可能性をさぐる。筑波実験植物園のアシスタントとしても復帰。
2007年 大学を卒業後、より実践的な庭園管理と園芸技術の向上を目指して、イギリスのRoyal Horticaltural Society (RHS)のWisley Gardensにて2年間のガーデナー研修を開始。有名な宿根草ボーダーをはじめ、樹木園、山野草園、果樹・野菜園、温室、芝管理、病害虫管理の経験を積む。様々な庭のスタイルや思想、多くの植物について学び、人脈を得る。外構工事の手法、フラワーショー、ガーデンデザイン、ガーデンビジネスなども学ぶ。イギリスや西洋の園芸に直接触れたことで、日本の園芸の技術力の高さと独特な園芸文化や感性に強い興味を持つようになる。
2009年 高知県立牧野植物園の温室植物育成担当の責任者となる。温室のリニューアル工事に携わり、リニューアルオープン後の温室植栽の充実に尽力する。
2012年 牧野植物園を退職。園芸とガーデン(庭)の新たな価値を提案したいとの思いから、Horti-plannerを立ち上げ、現在に至る。
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