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屋号の由来
「園芸」を意味する horticulture,「計画・立案する者」という意味のplanner,
この2つの語を結びつけて屋号にしました。
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時間の価値を見つめて
植物が生活に身近な存在として寄り添える提案を。
ガーデン(庭)で植物の生長を眺める時間、大切な人と語らう時間、園芸作業にいそしむ時間、いずれの時間も生活にゆとりと幸せを提供してくれます。
そんな園芸活動にもとづくガーデンやプランティング(植栽)を提案したい。それが、Horti-planner の想いです。
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Horti-planner の意図
[パブリック・スペースの植栽]
人々が集い、通り過ぎていくパブリック・スペースに必要とされる植栽には、様々な意図と要望が隠されています。それは景観としてだけでなく、人々と植物との関わり方や季節の変化、育成管理上の事情も汲みしていく必要があります。そのスペースがどのような用途 ー 例えば憩いの広場なのか、駐車場なのか、オフィスの中庭なのか、教育のスペースなのか、誘客の要素を持った空間なのか ー で、どのような植栽を必要としているのかを検証しなくてはなりません。その結果から、植栽のコンセプトを設定し、具体的な植物を選定していきます。植えられた植物は日々変化し、大なり小なり人の手や注意を必要としています。そのメンテナンスの労力をどのように維持していくかも大きな検討要素となります。
[個人宅のガーデン]
ガーデン(庭)のオーナーが自由で創造的な園芸作業を行い、その積み重ねからガーデンが形作られること。それが、植物と戯れることのできる「園芸的な空間」の提案です。よって私たちの意図から言えるのは、回遊式の庭園や公園のような訪れて時間を過ごすだけの「造園的な空間」よりも、誰かが植物と関わる能動的な活動ができる空間を提案していきたいのです。それは、植物を通じて何らかの活動が発生する空間とも言えます。
植物を通じたクリエイティブな活動の代表は、園芸作業です。そのような活動は、自然の影響を受けながら、生活の中に驚きや発見、必要とされる喜び、期待感ややりがいを見いだすことができます。日々の活動の中で、そのような感覚を得られること、これが身近な幸せであると考えています。
「美しいガーデン」が、私たちにとって心地の良いガーデンであるとは限らないと考えます。Horti-planner が注目するのは、ガーデンと人との関わり方と、植物と人との関わり方が、その人にとって意義のあるものかどうかということです。ですから、カラーコンビネーションであるとか、ガーデンの構成素材といったことよりも、そのガーデンという空間がそこに関わる人に愛着を持たれるかどうかなのです。例えば、都市で見られる路地裏園芸は、軒先に無尽蔵に鉢植えが置かれており、その空間が美しいかどうかと問われれば、美しいとは言えないかもしれません。しかし、その鉢植えに毎日水をやり、花が咲いたり、虫に喰われたりする植物に一喜一憂する活動が重要であると思うのです。
Horti-planner は、ガーデンや植物の世話が負担で、ストレスになってしまうような提案はしません。 お客様の生活の中で無理せず植物やガーデンと関われる提案をいたします。
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Horti-planner にできること
Horti-planner のスタッフは、植物とガーデンのエキスパートです。イギリスの名門RHS (Royal Horticultural Society :英国王立園芸協会) をはじめ、各地の植物園やガーデン、生産現場での経験を有しています。この経験とノウハウを活かし、ありとあらゆる植物と様々なスタイル、シチュエーションに対応可能です。お客様がガーデンで時の移ろいを感じて心地よく園芸を愉しめるように、作業方法や植物選びなどのアドバイス、作業負担が少なくなるようなガーデンデザイン、メンテナンスやプランニングなど様々なお手伝いが可能です。
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