コーヒーにミルクを入れたカフェオレを愛飲するが、あまり飲み過ぎると飽きてくる。すると、紅茶に切り替わるのだが、これにもミルクを入れて飲むから、やはり飽きてくる。そこで、ハーブティーを飲む。
庭に出てハーブをつまんでマグカップに放り込み、お湯を注ぐ。簡単だ。庭にはクールミント、オーデコロンミント、オレンジミント、キャンディミント、チョコレートミントなどのミント類と、レモンバーム、タイム、オレガノ、バジル類、ゼラニウム、レモングラス、ローズマリー、シソなどハーブと呼ばれるものは結構ある。その中でお気に入りは、レモンバームとオレンジミント、キャンディミントは2芽ずつ、クールミント、ステビアは1芽ずつつまみ、一緒にカップに放り込んでフレッシュハーブティーにする。クールミントは入れすぎると、ミントガムやフリスクみたいになってしまうので、少しだけ、ステビアも入れすぎると甘くなって苦みも出てくるのでこれも少し。
ハーブティーなんて、妻に会わなければ縁遠かったものの一つだと思う。こんな強烈な匂いのするもの、飲めたもんじゃないと思っていた。しかし、イギリスで妻が飲んでいたのが、モロッカンミントのお茶だった。これをおいしそうに飲んでいる彼女の姿を見て、自分でも飲んでみたくなった。こっそり彼女の畑からモロッカンミントの芽を摘み取って持ち帰り、お湯を入れて飲んでみた。「あぁ、やっぱり。」これは強烈だなぁ、と思いながらすすり続けていると、不思議なことにやみつきになってくるではないか。シトラスとミントの香りの中にほんのり甘みと苦みが感じられた。それ以降、ちょくちょく彼女の畑に行ってはこっそりモロッカンミントの芽とレモンバームの芽を摘み取り、ハーブティーにして飲んでいた。 レモンバームはミント類よりも飲みやすく、レモンに似た香りは元気をくれる。
モロッカンミントと呼んでいたけれど、有名なモロッコのミントティーに使うミントらしい。日本ではそんな名前のミントに出合ったことがない。もしかしたらオレンジミントとか別の名前で出ているのかもしれない。でも、ミントを同定するって形態的に特徴的なものじゃない限り難しいだろうな。ミントはとにかくいろんなミントがあるから、色々と集めてお茶にしてみたら楽しそうだ。
ミントに限らずハーブは庭に植えておいたら楽しい。草むしりしながらおしりがハーブにぶつかるとふわっと香が漂って、感覚が刺激される。スイートバジルなんかが香ってくると、ピザやパスタが脳裏に浮かんで作業に集中できなくなることもあるから、気をつけないと。
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山田哲也様 お元気ですか?たまたま検索をしていたら、このサイトを見つけました。そして、とても嬉しくなりコメントしています。ご結婚されたんですね。おめでとう♪お仕事頑張っているようですね。主人、滋己もてっちゃんに会いたがっています。また、みんなで会いたいですね!!