ぬるぬる系の生き物、とくにミミズが苦手な人は見ない方がいいです。
高知に来てすぐに出合い、こんなものが生息する南国土佐は恐ろしい場所だな、と思った生き物。
その名は、かんたろう。
初めて見て触ってしまったときの衝撃と、それが「かんたろう」と言う似ても似つかぬ名前で呼ばれているギャップにさらに衝撃が走ったのを今でも覚えています。すごいな、高知って。
最近、畑の堆肥を切返していたら、出合ってしまいました。
出身の神奈川県では見たこと無かったなぁ。茨城でも無かった。イギリスには当然いなかった。
この表面の照りと艶、太さと長さ。そして結構動き回る。
四国中には生息しているらしいです。また、本名をシーボルトミミズと呼ばれているようです。それで調べてみると、寿命が2年で、全個体が2年毎に一斉にふ化して寿命を全うするらしく、世代の重なることが無いとのこと。ということは、来年は大きなシーボルトミミズに出合えないわけですな。
まだ生態が分かっていないことも多いようです。2年毎の一斉の世代交代って、リスクが高そうですが、メリットもあるのだろうか。
未知な点で言えば、「かんたろう」という名前の由来もそうです。「かんたろう」ってどう考えても人の名前だよなー。貫太郎?勘太郎?寛太郎?カンタロウ(会計ソフトの名前みたい)。この太いミミズとかんたろうさんとのつながりは何があったのだろう。伝説でもあるのだろうか?かんたろうという落ち武者が化けてミミズになったとか?それとも篤農家のかんたろうさんの業績を称えてそう呼ばれているとか。
地域に関わらず、高知県内では「かんたろう」と呼ぶのだろうか。想像が膨らみます。
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かんたろう というのですか。高知に寺に大きいのがいました、
大阪などでは みたこともない怪物です。あまりの大きさに声もでませんでした。
おしえていただいてありがとう。
こちらではだれも本当にしませんが
これで僕の見たのが幻影でないのですね。
カンタロウはウナギ釣りの餌です。
約1mの竹籤(ひご)の先に掛りの無い釣り針を装着、カンタロウを針から籤へほぼ全身を挿し込み水中の穴へ(岸懸等)へ出し入れする。
鰻が居ればグググッと引くので少しの時を得てサッと引き針に穴から引き出すわけ。
ま、駆け引きですな。